社長メッセージ

代表取締役社長 加藤 丈詞

-この仕事を始めたきっかけ(をお話してください)

  • 「私がつくった!」と言える、「もの」として残せるものをつくりたかった。

例えば「この橋は私がつくった」と言えるような仕事をしたいと思っていました。子どもの頃はプラモデル作りが好きで、完成時の達成感もそうですが、ものができあがっていく過程の楽しさが好きでした。就職は工場のエンジニアとして、ラインの立ち上げに関わっていました。集中でき楽しかったのですが、一人で黙々とする仕事で他者との関わりが無く、孤独感を否めませんでした。そんな時、当社の先代の社長にこの仕事に就きたいとお願いしたのが、今の仕事を始めたきっかけです。

 

-仕事をしていて印象的だったこと、エピソード(を聞かせてください)

  • 先輩からの厳しい依頼が、プロとしての自覚を芽生えさせてくれた。

先輩に仕事のハードルを上げられたことです。例えば一般的に、床暖房用の床に敷く材料であるタイル等は、40〜60度くらいの耐熱性があれば良いとされています。それを、念を入れ、メーカーがきちんと承認しているものを探すよう指示されたのです。その時は、そんなに調べなくても問題ないのにと、大変な思いをして探し出しましたが、結果、職人としての、技術や考え方の水準や質が向上した、プロとしての自覚が芽生えたと感謝しています。

 

-この仕事に向いているタイプ、望むこと(は何ですか?)

  • コミュニケーション力が8割。三次元の発想のできる人にとっても適職。

この業種は体力や手先の器用さも大切ですが、何より必要なのはコミュニケーション力です。この仕事は、仲間との協力や、現場で接する他業種の人達とのコミュニケーションで成り立っているからです。建物は様々な業種の人によってつくられます。例えば電気が取り付けられる場所を、私達が把握しておくことで、より効率の良い配管工事となります。社内であっても、社員と対話して上手くやっていかないといけないですしね。また、社員には常に、帰る時は現場を綺麗にして来るよう伝えています。配管工事の結果の良し悪しだけではなく、次に仕事をする人を思いやりながら臨むことも大切だからです。お客様も、作業後の現場が綺麗だったら嬉しいだろうと思います。それから、三次元の考え方のできる人も向いていると思います。図面は二次元ですが、現実は当然三次元です。図面だけにはない情報、例えばトイレがここだから配管はこうなっていると頭の中で結びつけられ、蛇口はどこの高さに取り付けるのが最善かを想像できる力が必要だからです。

 

-未来の社員へのメッセージ(をお願いします)

  • お金をもらう=プロで在り続けるということ。共に専門性を高めていこう。

先にお話したように、私がプロとしての自覚ができたのは、徹底的な調査を先輩から任命された時でした。楽に仕事をしようなどと思ってはいけないと思います。高度なことを要求されても、それに全力で応えていく覚悟を持ってもらいたいです。どんな仕事でもそうでしょうけれども、お客様は不得意な部分を私達に依頼してくださり、私達は得意とする部分を提供させていただいています。お金を頂くということはプロで在り続けるということなのです。当社は小規模の会社のため、社長と社員、社員同士の距離が近く、社員一人一人の頑張りをきちんと評価できます。そのため、やりがいを感じながら働いてもらえると思います。
先ほどコミュニケーション力が8割と言いましたが、その延長線上に「私達はプロ(という意識)」があります。私達がプロで在るということはお客様が決めることなのです。この業界では20〜30代の人材不足と言われていますが、ライフラインに関わる仕事は決して無くなりません。20〜30年後には重宝される人材になっているはずです。一緒にプロをめざしましょう。

 

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